2023年12月7日(木)
前回2020年1月に香港を訪問してから2年11ヶ月ぶりの香港です。
前回は、中国で謎のウイルスによる感染症が流行っているという情報はありましたが、まだ、空港は閉ざされていませんでした。
それよりも民主派のデモが盛んに行われていた時期だったので、周りの人からは、「今、香港行っても大丈夫?」と心配されていました。
だから、集会が行われそうな場所には近づかない、と決めてはいましたが、あれから、3年、香港はどうなっているのだろう?
偶然、今回の旅の最終日12/10(日)は、4年に一度の香港区議会議員選挙の日でした。
日本のNHKニュースでも結果は報道されていましたので、皆さんもご存じと思います。
旅行中、選挙活動があちらこちらでされていましたが、香港居民の関心の薄さを身をもって感じることが多かったです。
反面、政府は、躍起になって選挙を盛り上げようと、前日にはコンサートまで開いていましたが、投票率は伸びなかったようです。対外的に、公平な選挙をしていることをアピールしたい中国政府の意図が見え隠れするようでした。
すごく空いていたCX567便で香港に着陸間際に、飛行機の左側の海の上に、香港とマカオを結ぶ長〜〜〜〜〜い 港珠澳大橋が見えました。
TVの旅番組を見ていると、マカオもかなり変わった様子で、今、再訪すると、びっくりするんだろうな。
港珠澳大橋が見える前には、30基以上の風力発電機が海上に立っているのが見えて、中国の海上開発にかけるエネルギーを目の当たりにした気がしました。
そして、マカオの向こうの中国大陸は季節外れの黄砂で霞んでいました。
それでも、天気は快晴で、海の色も深いエメラルドや翡翠を思わせる綺麗な色です。
九龍城に到着すると、ここ10年くらいの私たちの常宿『リーガルオリエンタルホテル』にチェックインします。ホテルの前の通りは、ビルの取り壊しが決まっているのか、人が生活している気配がありません。
まずは、小腹を満たすべく、宿から一番近い黄明記さんで、魚介類で作ったツミレ団子と米粉を食べて、香港再訪を実感しました。
ツミレ団子は、潮州料理に多く、ここ九龍城は潮州から移り住んだ人が多い地域だということです。
う〜ん、歯ごたえと旨みがたまらなく美味しい‼️
そして、台湾同様、行きつけのお茶屋さんに安否確認に直行!
ご主人は健在で、私たちを覚えていてくれて、片言の日本語で挨拶し、「これか?」と、いつもの小泡茶を指さします。
しかし、ショックなことに、「1〜2年後には店を閉めて移転する。」といった内容の筆談をされました!
「今日、会えて良かった。」と、一緒に記念撮影しました。
うん、確かに、九龍城の建物は、軒並み古くなっているし、再開発で立ち退き・建て替えが進んでいくのだろう、という雰囲気がプンプンしているので、この『源茂興記茶荘』さんのように、これから移転を考えている人も少なくないのだろう、と思いました。
最後は、「今までありがとう!お元気で!」と握手でお別れしました。
寂しい残念なこともあるかと思えば、ラッキーな発見もありました。
香港に到着して3〜4時間で、3つの今更な情報をゲットしたのが、本日の収穫と言えるでしょう。
その1、『リーガルオリエンタルホテル』に自助洗衣室があると知り、確認できたこと。
その2、これも宿から近くて、私たちの行きつけの茶餐廳『順興餐廳』で、「午後6時になったら、ウインドウのパンが買1送1になる」と知ったこと。つまり、1個の値段で2個買えるということでお得❗️なんか2〜3人の人が店のウインドウの前に並んでるな〜と思って見てたら、先頭に並んでいたおばあちゃんが、目線と仕草で教えてくださったのでした。感謝❗️
その3、九龍城から茎湾街市に行くミニバス乗り場を見つけたこと。今までは、宿の近くから、旺角までのミニバスか九龍塘までのミニバスかに乗ってMTRに乗り換えて茎湾まで行っていたので、乗り換えなしで、始発から終点まで乗っていれば良いというのは、とっても楽だし、MTRでは景色が見えないけど、ミニバスなら景色が見えるしね!
コメントを残す