南方澳再訪
今日は、南方澳〜蘇澳温泉〜羅東夜市を巡る予定。
昨日、礁渓バスターミナルでバスの時間を調べておきました。
8:20 礁渓バスターミナルで、鳥口港から南下して来た1766番バスに乗車します。
8:50 宜蘭駅経過。9:33 羅東駅経過。10:08 蘇澳駅経過。10:15 南方澳バス停到着。
まずは、媽祖様にお参りして、トイレを借りて、今回の目的『3月に来た時に、阿賽カキ氷のお姉さんに聞いた海岸まで行ってみる』を果たすために歩き始めました。
Google Mapで見てみると、港から外海へ出るのは、何やら、一山越える雰囲気。
あたりを見渡して、地図とあわせて考えると、「あの丘の向こう側に行けば海が見えそうだ。」と私の勘が告げていました。
歩くこと約20分。最後の坂を登る時には、寿姐は足が遅くなり、半分疑いながら登っていたようですが、私は自分の勘を信じていました。
「ほ〜ら!姐さん!正解!海見えたよ〜!きゃ〜〜きれい!」
そこは、まさに太平洋を一望する海岸で、何より午前中だったせいか人の姿が少なく、まるで海岸を独り占めしているような錯覚に陥るほどです。
静かに見えて波は意外と高く、油断していたら、膝上まで濡れてしまいました。
波が荒い証拠に、ここは砂浜ではなく、岩が波で砕けて波に何度も洗われているうちに、丸く平べったくなっています。同じ台湾東海岸の花蓮の北の七星潭も同じような石が集まった海岸です。
ちゃんと公園が整備されていて、砂で汚れた足を洗い流すところもありました。
公園の案内図を見ると、ここは、北濱公園というらしく、この海岸の名前は、蘇澳情人灣というらしいです。(情人とは、恋人のことです。)
う〜ん、情人じゃなくても楽しめるけどね〜。
蘇澳冷泉の炭酸減った?
海岸でしばらく過ごしてから、同じ道を引き返します。
正午を過ぎて暑くなってきます。セブンイレブンで水分補給して、お弁当を食べて、カキ氷を食べながらバスを待ちます。
今回は、日本語を話すお姉さんが不在で残念でした。
14時ごろ、緑12番のバスに乗って蘇澳冷泉に到着。
蘇澳冷泉公園の冷泉プールは工事が終わっていましたが、みんな暑いので、日陰に隠れています。
私たちは、裸で入れる『湯屋』の方へ向かいます。
40分の利用で一人200元。10分前になると、ドアをノックして知らせにきてくれます。
初めは、「きゃ〜〜心臓に悪い〜〜」というくらい冷たく感じるのですが、肩まで浸かってしまうと、もう大丈夫。今度は、だんだんと不思議に体が温まってきます。
しかし、部屋によって変わるのか、それとも、泉質が変わってきているのか、前回入った時よりも、泡を感じる程度が弱い気がしました。
5年前に初めて入った時は、産毛に小さな泡がいっぱい着いて、それを手で拭うと、シュワシュワとソーダ水のように泡立って、感激したものですが、それが、今回は量的に少なく感じたのです。
まあ、関子嶺温泉もそうでしたが、温泉も生き物のようなものなので、日によって、季節によって、年によって変化があって当然なんでしょうね。
羅東夜市は賑やか
蘇澳バスターミナルは、蘇澳駅の横にあるので、駅を目指して歩くと、15:29発の区間車が停車中だったので、列車で羅東に向かうことにしました。
3つ目の駅がもう羅東駅なので、時間が合えば列車の方が早いですね。
夜市が始まる時間まで、まだ2時間ほどあるし、初めての羅東の街なので、どこか快適に時間を潰せる場所はないかな〜と歩いてみますが、なかなか見つかりません。
本当に疲れ切って困っていると、ようやく、警察署の近くで、Cama Cafeを見つけました。
あ〜これで、涼しく座って過ごせるし、トイレも使えるし、と安心した時、
急に肩こりや体のだるさを猛烈に感じて、「今朝から軽い咳が出るし、どうもホテルの部屋の冷房が効きすぎて、風邪をひいたかも…」と思っていました。
羅東夜市は、とても賑やかで、若者も家族連れも、時間が経つにつれ、どんどん増えてきます。
食べ物の屋台が充実しているな、と感じました。
評判の葱多餅を2種類、別の屋台で食べてみました。
一つは赤い辛いソースをかけるタイプ。もう一つは胡椒のような粉の調味料をかけるタイプ。
どちらもネギが多くて甘くて美味しかったです。
途中から、本当にどっと疲れが出てきたので、早く帰ることにしました。
帰りも、ちょうど、羅東駅に、あと10分ほどで区間車が来て、それに乗って帰り、お風呂に入って風薬を飲んで早めに就寝しました。
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