今年も配信系の映画やドラマが多かった!
2024年10/2~11に開催された第29回釜山国際映画祭。昨年に引き続き、前半に参加しました。
オープニングのチケットがとれるかどうか、わからない段階で、航空機やホテルの手配をするので、前日入りの予定を組みました。
しかし、今年もチケット争奪戦は熾烈で、オープニング作品のチケットは、オンライン販売開始5分後には、SOLD OUT❗️
その他の作品のチケットも、あっという間に売り切れてしまい、なんと、今年は映画祭関連の映画を1本も見られないという結果に❗️
でも、あきらめるのはまだ早い。釜山国際映画祭には、入場無料の舞台挨拶やオープントークがあることを長年の経験から知っている私たち‼️
舞台挨拶とオープントークの時間に合わせて予定を組みました。
10/2のレッドカーペットも、頑張って場所取りすれば見れなくはなかったけれど、過去に経験して、あまり良い結果が得られなかったことが多いので、今回はあきらめました。(身長が低いと不利だし、年をとると体力・気力ともに衰えて、良い意味での諦めがつくのです…苦笑。)
今回、会えなかった俳優さんたちには、またいつか、という期待をこめて、釜山国際映画祭に通い詰めるのです‼
では、今回、会えたスターたちをご紹介します。
全体の感想としては、去年にも増して、日本人の方をよく見かけました。
そして、去年も感じたことですが、今年も、純粋な劇場公開作品としての映画だけでなく、配信系のドラマや映画の取り扱いが増えているな〜と感じました。
そのあたりのことは、Yahooニュースで、ライターの渥美志保さんが詳しく書かれています。(渥美さんは、第5回釜山映画祭からご存じだそうで、私たちは第6回からなので、勝手に親しみを感じております…失礼!)
舞台挨拶やオープントークの魅力は、普段、スクリーンやブラウン管(この言い方、死語ですね!)の向こう側の存在である俳優さんたちの素顔が垣間見れるところです。
意外におしゃべりだったり、逆に寡黙だったり、堂々とカメラ目線の人や落ち着かない人がいたり…様々ですが、周りの空気を読んで咄嗟に面白いことが言えるのは、芸達者な脇役の人に多い気がします。
無料でゲットできるカタログや雑誌などは、映画の殿堂に着いたらすぐにゲットしておきましょう。席取りに忙しくしていると、夕方には、なくなっていることもありますから。会場の案内所でもらえますよ。
南浦洞の賑わいよ、再び!
今回の旅では、ホテルを南浦洞の釜山観光ホテルにしました。
このホテルは、私たちが初めて釜山を訪れた時に泊まって以来、ほぼ20年ぶりです。昔から日本からのツアー客が泊まることの多いホテルでした。だから、フロントにも日本語の堪能な方がおられます。
ホテル自体は今年50周年を迎えたそうで、ロビーやレストラン、客室も全てリニューアルされていました。
この界隈で同じような値段のホテルを探すと、新しければ新しいほど、客室の面積が狭くなり、バスタブがないことが多いのですが、そこは、日本人観光客を多く受け入れてきたホテルですから、バスタブも含めて日本人にとっての必要最小限を満たす“昭和“なホテルで、ゆったりとした室内に、私たちは、かなり満足したのでした。
うん、原点に帰って、釜山の宿は、ここで決まりかな❣️
ホテルから歩いて10分くらいのところに綺麗なコインランドリーもあり、今回利用させていただきました。(洗濯・乾燥ともに4,500ウォン)
そして、今回、つくづく感じたのが、南浦洞では、食べるものに困らない、ということ。
私たちの愛する朝ごはん(チャガルチ新東亜市場地下のタミャン食堂)をはじめ、お土産購入に便利なハナロマートもあるし、光復路から北に富平市場に向かう途中はデジクッパや炭火焼肉、海鮮などの店が立ち並んでいて、選び放題。
夕飯を食べてから歩いて15分もかからずにホテルに帰れるって、とても楽で嬉しいことですよね。
光復路は、かつての若者の先端ファッションストリートではなくなって、貸し出されたまま新しい借り手のつかない店が目立ちますが、南浦キルの辺りには、ここ南浦洞を韓国映画発展に寄与した場所として残そうとする動きも見られました。(私たちは、そこを勝手に新映画通りと名づけました。)
おそらく、釜山をロケ地とした映画のモニュメント(下にはポスター、上には、代表的なセリフがハングルで書かれています。)は、これからも増えていくことでしょう。釜山・南浦洞の町と韓国映画の動向を引き続き見守りたいと思います。
釜山の口福
チャガルチ新東亜市場地下のタミャン食堂の朝定食は、8,000ウォンから9,000ウォンに値上げされていましたが、変わらぬ美味しさとボリュームで私たちを満足させてくれました。
ただ、調子に乗って食べすぎると、昼食が食べづらくなるので要注意です。
映画祭と同時期に、やはり、チャガルチ祭りも行われていて、いつものように、刺身や焼いた海鮮類などが、昨年と変わらず一皿20,000ウォンでした。
それ以外に、昨年食べなかったものとしては、デジクッパとサムゲタンを食べました。
それと、南浦洞で、静かに時間を気にせず、お茶を飲めるお店を見つけました。一応、韓国の伝統茶であるテチュ茶と五味子茶を頼んだのですが、ポン菓子とプーアール茶で茹でた卵付きで6,000ウォン。サービスと言って、プーアール茶も淹れてくださいました。こういう場所を見つけられたのも今回の旅の収穫でした。
今回も敬称は省略させていただきました。
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