さて、いよいよ、礁渓から台北に移動して旅が終わりに近づいて来ました。
礁渓バスターミナルから8:30発の台北行きのカラマンバスに乗り込みます。
風邪薬が効いたのか、バスを降りる頃には少し元気が出て来て、ホテルに荷物を預けて、
お土産ゲットのために街へ繰り出しました。
今回は、あちこちで、お勧めされていた『手天品』の鳳梨酥が買ってみたくて、永康街へ。
お店は永康街の端っこにありますが、思った通りのこじんまりとした良い感じのお店です。
ここで、「良いモノを買ってきて。」と母親に頼まれたという日本人男子が大量買いしていましたが、おそらく、お母様は私たちと同年代で価値観が似ていると思われます。
私も負けじと、プレーンと胡桃入りを10個づつと、如意クッキー(これがラス1でした!次の焼き上がりは14時とのこと。ラッキー!)を購入。(この時点で11時すぎでした。)
買い物を終えて、休憩したくなり、途中で見つけた茶餐廳に入り、レモンコーラと波羅包で香港気分を味わいます。
『小南門豆花』で豆花を食べ、中山の新光三越と誠品書店を廻り、神農生活で麻油辣腐乳を購入。(帰国後、空芯菜の炒め物に使って、夏を乗り切るため。)
なんとかチェックインの時間になった頃には、薬が切れてきたのか、だんだんと疲労感が半端なくなってきました。
城中市場の観音様や城隍様に旅の無事を感謝して、まだ、食べていなかった愛玉を食べ、夕食用に素食弁当を買ってホテルの部屋に戻ると、なんとなく熱が出て来たように感じて、解熱剤を飲んで休みました。
薬で熱が下がっている間は元気も出るのですが、用心して、翌日の朝食は、寿姐一人で市場に行ってもらい、私は寝ていました。
それからは、空港でも待合室でずっと大人しく寝ていました。
出国も入国も問題なく済ませて、自宅に戻ると、咳と痰は残るものの、食欲も戻り、体のだるさは消えていました。
しかし!それから2日後、寿姐も発熱し、調べたところ、コロナ陽性が発覚しました。
…てことは、私もコロナだったのか!
幸運で始まった旅の終わりに、コロナの自然免疫までお土産に下さるとは、旅の神様もお戯れが過ぎるというもの…帰国後2日間の間に会った人たちが発症していないのが本当に幸いでした。
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