街は若返っていた
台東の街は、台東駅から直線距離にして約5〜6km離れているので、そこが唯一の難点です。
車では10分くらいですが、バスは1時間に1本くらいで、20分ほどかかります。
初めて台東に来た時は、旧駅跡バスターミナル前の映画館が入ったファッションビルしか若者向けのビルがない、という様子でした。
今回は、アート作品や手作りアクセサリー、食品などを扱うフリーマーケットの屋台がずらりと並んでいる鐡花村というスペースができていて、観光客も地元民も集える場所が増えた、という感じでした。
それと、正氣路の観光夜市の入り口にも1階がPX Mart、2階にMUJIが入っているきれいなビルが建っていました。
私たちは、今回、シェラトン台東に泊まったので、ここは近くて便利でしたね。
18階で眺めも良かったし、ホテル内にコインランドリーもあって重宝しました。
お部屋は、シャワールームだけでバスタブがなかったのですが、ジム・サウナと同じ階に大浴場もあるので、毎晩そちらを利用しました。
原生應用植物園は変わっていなかった
私たちが台東に行くと必ず寄るのが、原生應用植物園。
台東で観光するときによく使うのが台湾好行バス(山線、海線)ですが、その山線で、鹿野高台に向かう途中にあります。
ここで食べる野草鍋にゾッコンで通い詰めているのですが、ここも私たちにとっては、とても気の良い場所で、外せないのです。
いつも青い空、白い雲、濃い緑、溢れる光、澄んだ空気で私たちを迎えてくれます。
ここは、いろんな薬草・野草を育てて、食事に使う他、自然化粧品などを作って販売もしています。
見学して買い物もして、いざ、薬草鍋を食べようと食堂に向かうと、係のおじさんが「14:30」と紙に書いて見せます。
どうやら、日曜日で人が多いので、食事は時間制になっているらしく、今からだと、14:30からの部になる、ということらしい。
この時点で11:45。「え〜どうしよう〜?」と困惑している私たちを見て、「I Know,too long,,,」「Pay backしてもらったら?」と、おっしゃいます。
実は、この時期、ちょうどバルーンフェスティバル開催中で、なぜか、バスの本数が1日4本から2本に減便されていたので、今から2時間45分も昼食を待たされた挙句、帰りのバスもない、というのは、あんまりです!(普通、催しがあったら増便するもんじゃないですか?)
仕方ない。Pay backしてもらおうと、入園窓口に向かいました。
すると、「入場券のレシートを見せてくれ。」と言われ、「先ほど、買い物を終えて、寄進Boxに入れてしまって、無い!」「好行バスが次は13:43しかない!」と伝えると、「レシートなしではPay backできない。」と無情な一言。
(台湾で買い物をするともらうレシートの裏には、宝くじの番号が振られているのですが、観光客である私たちは、いつも、福祉団体にレシートをそのまま寄付できる寄進Boxを見つけたら、すぐ入れる癖がついていたのです。)
レシートが取り出せるかどうか、頼んでみようと、売り場に戻って、レジのお姉さんに助けを求めていると、窓口のおじさんと、食堂のおじさんが二人揃って私たちを探しに来て、「食事、今からOK。ついておいで。」と案内してくれて、食堂の席に着いて、無事に野草鍋の昼食にありつけたのでした。
あ〜二人のおじさま、あなた方は今日の貴人様です〜❣️
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